2016年5月26日
公共交通機関が発達している都市圏では不要なこともあります。車で移動するのが普通な地域では、ベビーカーと同じでチャイルドシートは出産直後から必要になります。まず、退院の時に使います。
チャイルドシートは、義務です。法的に6歳まで必要です。(※)
※ 正確には 6歳未満 または 身長が140cm まで、チャイルドシートは必要です。
赤ちゃんから乗れるように、サイズは年齢別に用意されています。(これ以外にもいっぱい種類があるので、代表的なものだけ)
(1) 0歳〜4歳まで使えるタイプ
(2) 0歳〜6歳まで使えるタイプ
(3) 3歳〜6歳まで使えるタイプ
違いをひとことでいうと、首がすわる前、首が座ったあと、幼児になったときに必要なスペックが変わってきます。
もうひとつは、シートの固定方法です。おおまかに2種類あります。
(1) シートベルトで固定するタイプ(2点式・3点式)
(2) 専用の金具で固定するタイプ(ISOFIX アイソフィックス)
こちらは車によって、固定方法が変わってきます。個人的に大衆車の代表と思っている、トヨタのカローラフィールダーを例にとってみましょう。
H12.8~H18.10のカローラフィールダーは、(1)に対応していますが、新しい規格の(2)には対応していません。
H18.10以降のカローラフィールダーは、両方に対応しています。メーカーや、車種によって対応になった時期は変わってくると思いますので、チャイルドシートを購入する際は、車の型式をメモしておいて、きちんと調べて買う必要があります。
また、2012年7月以降に発売された、すべての自動車がISOFIXに対応しているそうです。
種類と固定方法をおさえたら、次にもう1つ抑えるポイントがあります。
もう1つ、ライフスタイルを考えてみましょう。まず、うちの場合は住んでいるのが田舎なので、大人はほぼ一人一台、車に乗っています。子供からみると
(1) パパの車
(2) ママの車
(3) 父方のジジの車
(4) 母方のジジの車
(5) 母方のババの車
という5台が、乗車する可能性のある車になってきます。
チャイルドシートは、特に新生児から乗せられるものだと安くはありません。それを可能性のある5台分買うのはもったいない。そこで問題になるのが固定方法です。
自分の車がISOFIXに対応してても、子育てを手伝ってくれる祖父母の車が対応しているとは限らないのです。そういった子育て環境を考慮して、チャイルドシート選びをしましょう。
うちでは1台目のチャイルドシートは「新生児から6歳まで使える」「シートベルト固定式」タイプにしました。
シートベルト固定式です。お値段は3万円~と、それなりにしますが、年齢別にあれこれたくさん買うと置き場所に困るのでこれ1つにしました。どの車にもつけられるので、困ることはなかったです。
普段はママの車につけておいて、必要に応じてどの車にもつけられます。のせかえるのは、慣れると3分くらいでつけられます。
子供が2~3歳くらいになってくると、今度はジュニアシートになります。もちろん、上記のチャイルドシートはずっと使えるタイプなので、それで大丈夫です。
ところが二人目ができた時に、チャイルドシートが2つ必要なことに気付きます。また高いチャイルドシートを買わないといけないのかと思いましたが、今度はジュニアシートを買います。
こちらは5,000円~1万円前後と、新生児対応に比べてもお手頃になっています。このタイミングで、うちのジジババは、ジュニアシートをそれぞれ買っています。
新生児から使える上記のチャイルドシートは新生児に、新しくジュニアシートを買い足して一番目が使うようにしました。こんなサイクルでチャイルドシート・ジュニアシートを買うとちょうどいいと思います。